第67首
遺言で「遊び倒せ」と言ふ君に
褒められそうな長月二日
三浦しをんに触発されて
ウィッシュリストに載せていた
人形浄瑠璃の世界へ足を踏み入れてみた
歌舞伎再デビューを果たし
敷居が低くなった今が良い機会と
国立劇場のWebページを検索する
9月の第一部の演目は
「二つ蝶々曲輪日記」
「寿式三番叟」
2つとも歌舞伎で鑑賞した演目
見たことのある演目は
初心者には心強い
チケット購入
一等席の料金は7000円
二等席は6000円
1000円の差であればと
1等席を購入した
舞台より2列目中央はじ
太夫と三味線が2メートル斜め前に位置する
息継ぎやバチ捌きが
そして、人形も大きく見える
全体を見るには10列目くらいが適しているだろう
チケット入手方法は料金がかかるが郵送を選択
手元に届いたパンフレットとチケットで
事前も楽しむ
当日
幕間のおやつに
チョコクロを購入
駅より徒歩4分で劇場に到着
10時15分開場
10時45分開演
「はぁー」ため息が漏れる
人が演じるのとは違った
何とも言えない感情が
人形の所作から溢れ出てくる
幕間を含めての2時間半はあっという間に過ぎた
もう一度、この感動を味わいたい
そう思いつつ帰路についた長月2日であった
浄瑠璃メモ
三業の融合
太夫(大夫) たゆう
三味線 しゃみせん
人形遣い にんぎょうづかい
では、また。
御機嫌よう。