第79首
広島の平和を願う館にて
『入院祝い』の意に狼狽す
2回目の一人旅
2020年8月
自宅売却手続きのため広島経由で愛媛へ
途中、安芸の宮島へ立ち寄る
広島空港からJR広島駅経由
広島電鉄へ乗り換え
宮島行きのフェリーに乗る
宮島が見える
さあ、大鳥居が見える
・・・はず
あれ?
どこ?
令和元年6月から大規模な保存修理工事が始まっていた
大鳥居の工事終了は未定だそうである
少々がっかりした私を
鹿が出迎えてくれた
しかし
「ものは考えよう」とは
よくぞ言ったもの
あるホテルのホームページで
「大鳥居の解体工事が始まりました。
70年に一度しかみられない貴重なシーンです。」
との記載を見つける
70年に一度か見られないものを
見ることができた・・・
と思うことにして
気を取り直し
広島といえば
やはりこれでしょう
大粒のプリプリの牡蠣
白ワインと一緒に
いただきました
宿泊したのは
宮島錦水館
シングルの部屋があり
一人でも宿泊しやすい温泉宿
部屋はコンパクトで快適
この後
愛媛へ立ち寄り
売却手続きを完了させ
肩の荷を下ろした次第である
では、また
御機嫌よう
*第79首 広島平和記念資料館にて
「自宅療養を余儀なくされていた被爆者である父親が、ようやく入院できることにな り、その晩家族でお祝いをした」との記述を目にしました。「退院」ではなく・・・。