第106首
幾重にも齢(よわい)重ねて生きるとも
終わりの見えぬ道は続けり
「確実に努力を形にする姿勢
素直に尊敬、母似で良かったと思う」
ハングル能力検定5級
合格の連絡をしたところ
我が子から返ってきたラインの言葉
合格通知と同じくらいの重みを感じた
まだ育つ糧となる背を
我が子に見せていられるのかなと思う
否、既に社会人として前を歩いている彼は
時々振り返って親を見ているのであろうから
真正面から見られていると言える
背筋を伸ばして歩いている姿を
少しでも永く見せたいと願う
1ヶ月前
東京会場Aに向かって流れていく人の群れ
一体どれほどの人が
午前の部(2級・3級・5級)と
午後の部(1級・準2級・4級)を
ここ専修大学で受験するのであろう
「アンニョンハセヨ」
指定された教室の入り口で
係の方が挨拶してくれる
「アンニョンハセヨ」と返す
これが韓国語での初めての会話
昨年末から始めた韓国語の学習
学習の目安として
今年は5級合格を目指した
何の学習でも始めるときは同じ
「何が何だかわからない」の状態から
「何がわからないか」を知るまでに壁が一つ
壁は一つ越えられた
試験開始
昨年の簿記2級ネット試験以来の緊張
リスニング(30分)の試験が始まる
次は筆記(60分)
12時に終了
やり遂げたことに満足
行きの半蔵門線では
学習アプリで単語の復習をしたが
帰りの半蔵門線では
歌詞はまだまだ聞き取れないけれど
時折わかる単語に癒される
そして今日
合格通知と先の言葉を
手にすることができた
次は・・・・
既にスタートは切っている
では、また
御機嫌よう