ひとりしずか                        〜パートナーロスからの再生&その後の成長期〜 

まだまだ伸び代のある「大人の成長期」真っ只中 夫から託された人生をパワーに変え、興味あることに挑戦! 人生有限・躊躇している時間はありません

2022-01-01から1年間の記事一覧

鬼に笑われようが、来年の準備😂

第109首 人ならば夢を持たれと説く帥(そち)よ 手放す術(すべ)も我に授けよ 啓くか 手放さない 手放したくはない 手放せるはずもない まだ挑戦してもいないのだから 旅に出た 目的地まで辿りつけるだろうか 辿りつけるのなら それはいつなのだろう どんな…

「おーい熊さん」お後はよろしいか?〜ひとりしずかの長散歩〜

第108首 愛し花薄紅のその下に (めでしはな うすくれないの そのもとに) 泥に塗れる蓮根有りけり (どろにまみれる はすねありけり) その下に蓮根ありけり 6、7月は歌舞伎座の思うところのチケットが手に入らなかった ならば、月に一度のお楽しみを変え…

石橋を叩いて泳ぐ〜流れるゴッホ〜

第107首 古(いにしえ)が白き足元流れゆく モルダウの波アイリスの蒼 アイリスの蒼 YESかNOか 決断が速くなった 日常生活において 自分が望んでいる事か否かで まず結論を出す 〜1年前のブログより〜 以前なら 叩いた石橋を眺め 尻込みしていた私であるが …

まだ見られている背中〜育つのは親か子か?〜

第106首 幾重にも齢(よわい)重ねて生きるとも 終わりの見えぬ道は続けり 試験会場 「確実に努力を形にする姿勢 素直に尊敬、母似で良かったと思う」 ハングル能力検定5級 合格の連絡をしたところ 我が子から返ってきたラインの言葉 合格通知と同じくらい…

「可処分時間」を増やしましょう

第105首 さらさらと さらさらさらり 消えていく さらさらするり 手からこぼれて さらさらするり 今が一番面白い だから 「あの時に戻れたら」 と考えることは・・・ない 既に行使してきた 「若さ」という特権を 妬むことも・・・ない 経験、知識 時と交換し…

4 o'clock 現状維持で進む

第104首 強風に抗い続ける海鳥は 同じところに留まれており Stay! 午前4時 薄明かり カーテンを開ける 今日も朝を迎えることができた 体を伸ばしてみる 大丈夫 昨日と同じことができる ボクシングを始めた時 強くなりたいと思っていた だから 自分で組み立…

タローと地中海人ピカソ その2〜ひとりしずかの長散歩〜

第103首 「あのモデルあなた似なの」と言はれしが 未だに逢えず青の肖像 ミュージアム2つめ 岡本太郎記念館の次に向かったのは ヨックモックミュージアム 青山学院大学近くの 風景に溶け込んでいる小さな美術館 地下1Fと地上2Fに展示室がある ピカソが壺…

タローと地中海人ピカソ その1〜ひとりしずかの長散歩〜

第102首 フロアーの点々の赤 エスキース 卓上に筆 あるじ逝けども 外観&小さな太陽の塔 土曜日の夕刻 表参道で人と会う約束があった私は 二つのミュージアムに行こうと思い立つ 岡本太郎記念館とヨックモックミュージアム 機を逸して行けなかったミュージア…

ひとりしずか緊張のTRY〜BAR〜

第101首 夕されば切り子硝子の紅色に 吟醸注ぎ香り愉しむ いつかは手に入れたい そう願っていたもの 行きつけの カフェ お蕎麦屋さん そして バー カフェは 散歩の途中で偶然巡り会えた とても居心地の良い空間 お蕎麦屋さんは 親しくなった「花束の彼女」が…

一人百首となりました

第100首 三年(みとせ)前 最後の息を吐き切りて 我が夫(わがせ)は海へ旅立ちにけり シマウマの妻&シマウマの好きだった海 ブログを始めてから 今回で百首 百記事となった 第一首を読み返す時 未だにやって来る痛み けれど それは当時の痛みとは違う 百首…

ヤドカリの手にしたSweet Home

第99首 「봄날」は我の暮らしの挿入歌 一人演じるドラマなれども 「努力しなくても、自分が望む生活を手に入れられる地域がある」 視聴していた動画で勝間氏はこう述べていた 腑に落ちる 私が充足した日々を送っていられるのは 望んでいる生活を提供してくれ…

「思考の素」白川郷 〜ひとりしずかの一人旅〜

第98首 花一輪一輪ずつに蜜があり 一輪ずつに抜きたい棘も 一輪ずつに「生」がある 誰しもが その人なりの山や谷を抱え それぞれの生活を営んでいる 「一人ではない」 それを私に実感させてくれるのが 見知らぬ土地へ赴くこと 「よりよく生きたい」 と願う今…

〜🌷寄り道と親指姫🌷〜 ひとりしずかの一人旅

第97首 かの標(しるべ)向かふ半ばで遠回り 人はそれぞれ それぞれ歩む 旅の記念 いつもはピアスなのだけれど 前回までの旅では 綿密に立てた計画通りに運べること そこに満足を見出していた けれど 今回の旅は、変更、寄り道、臨機応変 今までにない自分を…

連想罰ゲームの永平寺 〜ひとりしずかの一人旅〜

第96首 永平寺参拝したるその夜も 修行の如く民法を解く 旅先の駅の改札を抜け 街へ一歩踏み出す その時 「ここで暮らしてみたい」 と、感じた場所があった 15年前訪れた青森県八戸市 そして今回の福井市 小松空港からリムジンバスに乗り 福井駅で降り立った…

炎と渦と階段と〜ひとりしずかの一人旅〜

第95首 小(ち)さき芽よ 天の恵みを己(な)に集め 蒼き波間の大輪となれ 数年間 瀬戸内の島に住んでいたのに 四国3県を訪ねたことがなかった その島で暮らしている毎日が楽しくて 出歩く気持ちは失せていた 転居により四国を離れる どんな所なのだろう 湧…

「あなたにも春がきたよ」

第94首 煩ひて眠れぬ日々の重い闇 昔となれば彩となり 芽生え 生あるものが 果てていく姿を見るのが辛く ここ数年 生花を部屋に飾ることを避けていた 転居先で親しくなった彼女が 良いお花屋さんを薦めてくれたとき ついそのことを漏らしてしまう・・・ 「病…

月の砂漠をラクダに乗らず〜ひとりしずかの一人旅〜

第93首 山陰の丘から写す風景の ピースは一つ埋まらないまま 山陰旅行3日め 8:03 松江発 途中、米子快速へ乗り換え 10:21 鳥取駅に着く ホテルへ荷物を預け、路線バスで砂丘へ 世界は広い この砂丘の先 この海の先には何があるのだろう そんなことを 考えさ…

「たわけ者!」ひとりしずかの一人旅

第92首 去年(こぞ)の春訪ねしはずの画楼にて 庭園絵画を一人で愛(め)でむ 山陰旅行2日目 出雲駅発8:54の特急で安来駅へ 安来といえば「泥鰌すくい」 可愛らしい「どじょうすくい人形」が出迎えてくれた なんとも楽しそうな表情 いつの時代でも「飲ン兵…

1日だけ〜Just One Day〜

第91首 洋燈よ三つも要らぬ望みゆえ 我に一日夫を戻して 一人になったあの日・・・ 魔法のランプを擦り 願いが叶うとしたら 三つも要らない 一日だけ 夫に会うことができたらと思う時がある 一日だけ 今の私を見てもらいたいと願う日がある 先にこの世を去る…

ひとりしずかの長散歩〜霞ヶ関で裁判傍聴〜

第90首 天秤はどちらに傾(かし)ぐ 漆黒の 土より出(いで)し 白きアネモネ 正義の女神 テミス 憲法・民法・行政法・・・ 法律を学ぶ毎日 点と点は未だ線にならず 「未知」という 巨大な壁に前を塞がれている しかし どんなに巨大で厚い壁も ネズミの如く …

ひとりしずかの一人旅〜縁結びの巻〜

第89首 ちさき吾(あ)の世を押し広ぐ縁(えにし)あり 神在月(かみありづき)に出雲を旅す 飛行機での旅が好きだ 世界と繋がっている空港の開放感 離陸地の空気が詰まったままの飛行機を降りると その土地の香りが押し寄せてくる その瞬間がすごく好き 旅の…

かしまし娘の長散歩 🌸梅に鶯ホーホケキョ🐦

第88首 シトラスの香に誘われし彼女らは 大山祇の島人となる 神の山 香りに触れ 浮かんでくる 記憶に刻まれた 一葉の写真 沈丁花の咲く雪解けの庭 新しきものへの期待 新車の匂い 仕事に疲れた 真夏の気だるい正午 揚羽舞う花壇の白百合 幼子の柔き頬に触れ…

親業の終わりに・・・

第47首 身二つなれば心も二つあり 巣立ちゆくのは自然の理(ことわり) 自然の理 平成 風薫る日の午後 第1子誕生 親業を始める 妊娠中も注意深く育んできた命だが 対面での親業がこの日から始まった 令和 浅春の候 子の卒業 この日をもって 私も「親業を卒…

一人暮らしになった私は、何故、優雅にこだわるのか?2022年

第4首 孤を纏い(こをまとい) 独と向き合う(どくとむきあう) 吾は我の(あはわれの) 批判者であれ理解者であれ 凛 その老人は 埃の中で生活していた 一人暮らしとなり 生活の質が低下した それでも尚 蜘蛛の巣が張っている天井の下で 未だ「人生」を説い…

偶然の作品とは対峙しない生き方

第87首 スズドリの鳴き声は尚重なりて 帷(とばり)求めて片足ずらす 125dB 扉を開ける あゝ この空気 閉じてしまいたい 何故だろうと考える 個々が 組み合わさって 出来上がった 偶然の作品がそこにある the massesの作品 この作品に馴染めない自分がいる …

別人〜ヤドカリは再び考える〜

第86首 若人の俊敏これに触れし春 ともに伸びんと六法開く −2022年2月作歌ー 第2首 1日をやり過ごすには如何にせむ 体操終へて長きため息 ー2019年7月作歌ー pearlsapphire.hateblo.jp 2022年2月 今 ここにいるのは あの頃とは別人の私 1日をやり過ごす…

ひとりしずかの里帰り〜再生〜

第85首 うちなーのフェスに集いし一万余(よ) それぞれの谷それぞれの山 里帰り(2021.6.7) 「ただいま!」 半年ぶりの沖縄 勝手知ったる那覇空港 ゆいレール乗り場を目指して 躊躇なく進む 取り出すのは沖縄ICカードOKIKA Suikaはバスの乗車には利用できな…

アフタヌーンティー付き 歌舞伎デビューのお手伝い

第84首 ゆるゆると サラサラ FUWARI 時は逝く こころ模様は流線形で 独り立ちを決意し あの日から 行きたいところへは 一人で出かけることを 軸としていた 誘われて そろりと一歩を踏み出して 二人で出かける楽しさを思い出した 今 「一緒にお出かけしません…

「君の膵臓をたべたい」に

第83首 心せよ「アリストテレスの論法」は 今日の約束さえも違うる pearlsapphire.hateblo.jp 人は死すべきものである 「君の膵臓をたべたい」住野よる著を 雨降りの午後に読む シトシトと・・・ p 253で 私は「?????君」と一緒に焦れていた 1時間、2時…

ひとりしずかの一人旅〜Hop Step 指差し確認〜

第82首 吾(あ)の旅はHop Step 立ち止まり 指差し確認 Jump完結! 保津川くだり 2020年12月転居 落ち着いてきた新生活 今年の春は 桜をゆっくり愛でたい そんな思いが湧いてきた 「京都へ行こう」 再び「一人旅」の計画を立て始める 金閣寺、銀閣寺、二条城…