第３８首
君去りて妻の肩書き消えし朝
最後に残る”人”として生きむ
昨年は喪中
静かに新年を迎えた
激変した一年だった
いろいろなことを
一から学び
一人で挑んでみた
多くのことを体験した
多くのものに思いを巡らせた
「私の人生」の転機だった
「私たちの人生」ではなく
人生の主導権が
全部私に戻ってきた・・・
抗がん剤治療の合間にぽっかりと空いた1日
二人で動物園へ出かけた
そこで夫はこのフィギュアを求めた
今も夫の写真の横でこちらを見ている
シマウマのがんを患った夫の妻は
やはりシマウマ・・・と
アイコンにシマウマを使った
恐る恐る、初めてのTwit
たくさんの励ましを貰い
今では生活の彩となる
ここで区切りをつける
シマウマの妻は卒業
アイコンを変えて
「1人の人」として生きる
誰もが死を迎える
私と同じ思いを抱える人が
この瞬間にも生まれているだろう
私は
標となれるよう
もっと前向きに力強く生きていく
「大丈夫、いつか、立ち上がれる」と
このブログをアップしたら
シマウマを卒業
追記：次のアイコンはアプリを使って作った
アバターです。
こんなことができるようになるとは
1年前は想像だにしませんでした。
まだまだですけど
大人の成長期にいます。
これからも、よろしくお願いします。
では、また。ごきげんよう。
