ひとりしずか                        〜パートナーロスからの再生&その後の成長期〜 

まだまだ伸び代のある「大人の成長期」真っ只中 夫から託された人生をパワーに変え、興味あることに挑戦! 人生有限・躊躇している時間はありません

かしまし娘の長散歩 🌸梅に鶯ホーホケキョ🐦

第88首

シトラスの香に誘われし彼女らは

大山祇の島人となる

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神の山



香りに触れ 浮かんでくる

記憶に刻まれた 一葉の写真

 

沈丁花の咲く雪解けの庭

新しきものへの期待

新車の匂い

 

仕事に疲れた

真夏の気だるい正午

揚羽舞う花壇の白百合

 

幼子の柔き頬に触れた

金木犀の香る幸せな秋の午後

焚き火の煙は高く空へ

 

未知なるものへの不安

一人で抱く十八の深夜

凛とした空気に舞う雪の花

 

万葉の人々の歌

「梅花の宴」を書写する朝

甘くほのかな梅の香りを思いだし

今回の長散歩の目的地は「水戸偕楽園

 

ネットで検索中

チームラボの「光の祭り」の開催を知る

夜(18時〜22時30分)も散歩したい

そこで今回の長散歩は1泊2日に急遽変更

計画をすぐに更新できるところが一人の良さ

 

であるが

ボクシングジムの先輩お二人を

お誘いしてみた

「行くわよ!」

「この先何があるかわからないもの」

見事なまでの即答

 

ということで

今回は三人揃っての

楽しくかしましい散歩の始まり

 

ボクシングジムでのトレーニングを終え

午後、長散歩開始

水戸駅に到着

ひとりしずか定番の

駅近ビジネスホテルに荷物を預け

タクシーで偕楽園

年配の運転手さんが

若かりし頃のデートスポットを勧めてくれたので

明日行くことに決定

 

偕楽園

まずは通常のコース1周目

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紅梅       白梅

17:00 一度退園

18:00  「光の祭り」で再入場

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昼の太郎杉        ライトを纏った太郎杉
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昼の巨大卵達         夜は虹色の卵に変身
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昼の梅             夜の梅


「光の美しさ」を楽しむ

かぐや姫の住む別世界に

足を踏み入れてしまったかも・・・

抜け出したくないほどの

美しい幻想の世界

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幻か・・・  

 

翌日は開園の9時から

運転手さんお勧めの

江戸時代の総合大学弘道館

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徳川斉昭          弘道館の梅

盛りにはまだ早いけれど

ほのかに梅が香る

 

12:30水戸駅を発つ

 

一人の散歩も良いけれど

道連れのある散歩も

ピーチク

パーチク

ホーホケキョ

楽しいものである

 

では、また

御機嫌よう

 

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締めはやはり黄門様

 

※ 水戸三の丸ホテル泊 5320円(駅から徒歩2分)

※  タクシー 1180円(ホテルから偕楽園まで)

※  チームラボ「光の祭り」1800円

※  偕楽園入園料 300円 好文亭 200円

※  弘道館入園料 セット割引で 300円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親業の終わりに・・・

第47首 

身二つなれば心も二つあり

巣立ちゆくのは自然の理(ことわり)

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自然の理

平成 風薫る日の午後

第1子誕生 親業を始める

妊娠中も注意深く育んできた命だが

対面での親業がこの日から始まった

 

令和 浅春の候

子の卒業

この日をもって

私も「親業を卒業」とした

 

夫の急逝により

親子関係のバランスは変化したが

私がフォローできることは

未だ存在する

だから

アドヴァイスを求められれば

応えよう

 

けれど

独立した子供の生活に

ましてや

家庭を持った子供の生活に

求められていない意見は挟まない

 

自分の思い描く子供像に

近づけたいがための

「あなたのことを思って」という

オブラートに包まれ

差し出される「私心」

これによって長年苦しみ

私は学びを得た

 

今後は自分の力の及ぶ世界で

自分の人生を全うする

 

もちろん

そこへ子供たちが訪ねて来るのは

大歓迎である

 

では、また。

御機嫌よう

 

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1日が終わる・・・

2021年2月投稿 リライト
 

一人暮らしになった私は、何故、優雅にこだわるのか?2022年

第4首 

孤を纏い(こをまとい)

独と向き合う(どくとむきあう)

吾は我の(あはわれの)

批判者であれ理解者であれ

 

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その老人は

埃の中で生活していた

一人暮らしとなり

生活の質が低下した

それでも尚

蜘蛛の巣が張っている天井の下で

未だ「人生」を説いてくる

人に会う時でさえ

身支度を整えず・・・

 

反面教師

 

衝撃だった

一人になるとはこういうことか

これほどまでに

心は萎えてしまうものなのか

 

人としての

矜持を持って生きていきたい

その時

強くそう思った

 

その日から

八年が経ち

私は寡婦となり

一人暮らしを始めた

 

自分を律するために

”優雅”の言葉を

生活の中心に据えて

残された自分の時間を

丁寧に過ごしたいと願っている

 

「優雅」を作る その1

お互いのために整える

早期退職した際

夫婦で話し合ったこと

 

在宅生活では

顔を合わせる時間が長くなる

自分を見るのは

鏡を覗いた時だけ

けれども

夫は常に私と対面している

私は夫を見ている

 

身支度をきちんと整えて

毎日生活しようと

それが

相手のため

自分のためにもなる

 

マンションでも

同じこと

玄関を一歩出れば

そこは公の場

 

朝、身支度を整え

メイクを済ませるまでは

新聞を取りに

ロビーへ降りて行かない

 

エレベーターで

どなたとご一緒するかわらない

相手の方に

不快な思いをさせたくはない

寝起き姿の方とご一緒して

私も不快な思いをしたくない

 

そこが緩くなると

マンション全体が

緩んだ雰囲気になっていく

 

小さな綻びは

やがて大きな亀裂となって現れる

そうなってからでは

修復が効かない

 

お互いが

気持ちよく生活するための

最小限のエチケット

 

「優雅」を作る その2

ブログで自分を客観視する

一人暮らしになると

客観的視点がなくなる

自分を律する視点が

必要となってくる

ブログを綴ることは

自分の生活を客観視し

反省、改善の一助を成してくれる

 

「優雅」を作る その3

バレット・ジャーナルで1日を振り返る  

 

食事・エクセサイズ

学習・遊び・トライしたこと・家計等

計画通りにできなかったことは

翌日の計画に追加

 

蛋白質が不足していれば

メニューを考え

エクセサイズが足りなければ

午後一番に組み込んで

時間を確保

トライしたことがあれば

激励の言葉を記す

セルフご褒美

 

「優雅」を作る その4

日曜日はオフ

 

日曜日は

ゆる〜く過ごす

 

それでも

起き上がれない朝がある

体が”休んで”

要求してくる

 

そんな時は

逆らわずに

ゆるゆると

 

そして

また

次の日から

人としての

矜持を保って生きるために

”優雅”を目指し

動き始める

 

では、また

ご機嫌よう。

 

2020年7月投稿

2022年月リライト

 

 

偶然の作品とは対峙しない生き方

第87首

スズドリの鳴き声は尚重なりて

帷(とばり)求めて片足ずらす

 

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125dB

扉を開ける

あゝ この空気

閉じてしまいたい

 

何故だろうと考える

 

個々が

組み合わさって

出来上がった

偶然の作品がそこにある

 

the massesの作品

この作品に馴染めない自分がいる

それが展示されている空間に

身を置きたくない私がいる

 

呼吸が浅くなる

離れたい

 

何故馴染めないのか

答えを「自省録」に探す

第4章の3

 

そうならば

その作品とは対峙しない

自らと対話し

心の内に目を向ける

 

そうして

扉を開けた

本来の目的を

果たしたならば

速やかに扉を閉じて

去る・・・

 

私は私

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烏合

 

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自省録

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別人〜ヤドカリは再び考える〜

第86首

若人の俊敏これに触れし春

ともに伸びんと六法開く

           −2022年2月作歌ー

第2首 

1日をやり過ごすには如何にせむ

体操終へて長きため息 

           ー2019年7月作歌ー

 

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2022年2月

今 ここにいるのは

あの頃とは別人の私

1日をやり過ごすなんて

とんでもない

深い呼吸は大切だけれど

長くため息をついている暇はない

 

車窓からの景色のように

「今」はどんどん過去へと姿を変えていってしまう

私は「過去」で作られているが

過去を生きているわけではない

「今」を生きている

 

どれだけ残されているかわからない人生の時間が

刻一刻と引き算されていくのであれば

やりたいことを

「いつか」や「後で」の

「未来」に持ち越してはならない

「今やりたいこと」を今やるだけ

これしかないだろう

 

今やりたいこと

渇望していること

ヤドカリは考える

 

辛かったけれど

私を成長させてくれたあの感覚を

もう一度味わいたい

 

日々の格闘

少しずつ手に入る知識

点と点が繋がってできる筋道

 

興味と好奇心が

私の内から湧いてくる

 

まだまだ成長期にいられる

一生成長期に属していたい

そう願う

 

では、また

御機嫌よう

 

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まっすぐ伸びる



 

 


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ひとりしずかの里帰り〜再生〜

第85首

うちなーのフェスに集いし一万余(よ)

それぞれの谷それぞれの山

 

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里帰り(2021.6.7)


「ただいま!」

半年ぶりの沖縄

勝手知ったる那覇空港

ゆいレール乗り場を目指して

躊躇なく進む

取り出すのは沖縄ICカードOKIKA

Suikaはバスの乗車には利用できない為

OKIKAは解約せずにキープしている

自宅があるわけではないので

ホテルへと向かうが

「ああ、帰ってきた」と思う

 

2日目

先に沖縄入りしていた長男と

夫の好きだった海へ向かう

海を眺めながら

穏やかに呼吸していることに気づく

三回忌

 

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三回忌

 

焦がれていた

沖縄そば オリオンビール

懐かしい

ブルーシールアイスクリーム 泡盛

では

グルメツアー開始

満足、満足

また、来年

帰ってくるから

ひとりしずかに待っていて・・・

 

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来年まで待ってて・・・ね

第85首の背景

2020年11月6日

美さんビーチで行われた「どぅしフェス」に参加

1万以上の人たちが集まり

それぞれの楽しみ方で1日を過ごしていた

その中に1人で身を置き

誰もが悲喜を抱えて生きていると感じたその瞬間

私自身の再生を確信できた

ラストにはDA PUMPが登場

会場は最高潮!

カチャーシーで幕を閉じる

 

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アフタヌーンティー付き 歌舞伎デビューのお手伝い

第84首

ゆるゆると サラサラ FUWARI 時は逝く

こころ模様は流線形で

 

独り立ちを決意し

あの日から

行きたいところへは

一人で出かけることを

軸としていた

 

誘われて

そろりと一歩を踏み出して

二人で出かける楽しさを思い出した

 

「一緒にお出かけしませんか?」

誘いの言葉をかてみる

そんな心持ちになっている

 

時間薬は万能だ

 

ということで

今回は

「歌舞伎を一度見たい」という20代の知人を

「では、ご一緒しましょうか」とお誘いしたお話

 

お手伝い開始

知っている役者の演目は親しみやすい

松本幸四郎主演の演目がある第二部を提案

 

チケットを2人分予約し

当日は木挽町広場で待ち合わせ

 

イヤホンガイドの利用を勧める

舞台上の所作に合わせて説明が流れるので

初めてでもわかりやすい

 

余裕を持って館内へ入り

施設の案内

 

幕が開き

鼓と三味線が鳴り響く中

三番叟の舞が始まる

幕間

盧清の夢が終わり

幕が下りる

 

「面白いものですね。

 また、ご一緒させてもらっても良いですか」の言葉に安堵

歌舞伎デビューのお手伝いができた

 

そして

プラスαのアフタヌーンティー

銀座クリスタルカフェを予約しておいた

クラシックが流れる優雅な空間

アフタヌーンティーセット(税込3500円1人分)

個室予約料(土日は個室のみ予約可 2人席2時間1000円)

歌舞伎、趣味、仕事・・・talktalk

あっという間に

2時間は過ぎていた

 

この非日常の時間を

明日からのエネルギーとして

お互い成長できたら

この上のない幸せ

 

では、また

御機嫌よう

 

 

 

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クリスタルカフェ

 

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明日からのエネルギー

 

 

 

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