ひとりしずか                        〜パートナーロスからの再生&その後の成長期〜 

まだまだ伸び代のある「大人の成長期」真っ只中 夫から託された人生をパワーに変え、興味あることに挑戦! 人生有限・躊躇している時間はありません

美らSUNオレンジの年

遂に地元デビューか?

第39首 亡夫への土産話は整わず 我まだここで 遊びをせむとす 「あなたは、もう忘れたかしら 赤い手拭いマフラーにして〜」 レトロな下駄箱へ靴を入れ 昭和のおばあちゃん感を漂わせた方のいる番台へ 料金 450円 12種類のお風呂 10円で使えるドライヤー 昭和…

シマウマを卒業します

第38首 君去りて妻の肩書き消えし朝 最後に残る”人”として生きむ 昨年は喪中 静かに新年を迎えた 激変した一年だった いろいろなことを 一から学び 一人で挑んでみた 多くのことを体験した 多くのものに思いを巡らせた 「私の人生」の転機だった 「私たち…

5つのHelpers ようこそ我が家へ

第37首 学ばねば今を楽しむ武器は無し ならば学びて俗世を生き伸ぶ 今年購入して活用している私のHelpers ○ジム用バイク(STEADY) コロナ禍でマンションのジムが閉鎖された為 自室でトレーニングできるよう購入 ANYTIME エクセササイズ ○パソコンスタンド(BoY…

大福餅の餡になりたい・・・

第35首 Singleは慣れにしけれど辛き日は 大福餅の餡になりたや どうして夫はいないのだろう? 時々考えることがある どこへ出かけているのだろう? 何故帰ってこないのだろう? 1年以上経過しても まだ慣れ切っていない 無理もない 一緒に暮らして34年 「あ…

失われた時を求めて・2020

第34首 幼子の頬の柔(やわ)さに触れし時 金木犀の香(か)は立ちのぼり 「プルーストの『失われた時を求めて』はどうだ?」 とタマルは言う。 「もしまだ読んでいなければ、 読み通す良い機会かもしれない」「あなたは読んだ?」「いや。俺は刑務所にも入…

旅先でピアス

第33首 心だけトレビの泉へ飛んでゆく 紅いガラスのピアスが揺れて 何か手を打たないと 厄介なことになる・・・ 十年前の秋 県外で寮生活を送っている娘が 「寮の同級生が可愛いピアスをつけてる」 と話し始めた 娘も ピアスの穴を開けたいと考えているのだ …

Ms.Sapphireの生涯ベスト5シネマ

第32首 映画から始めた二人の関係は FINを避けては通れなかった・・・ 今回は好きな映画ベスト5の紹介です 「これが正義だ」と訴えてくる映画よりも 「あなたにとっての正義とは何か」と 考えるきっかけをくれる映画が好きです 第5位 私はダニエルブレイク…

沖縄で再生・私を知る人がいない

第31首 フーチバーを蓬と変換しなくても 暮らせる頃にここ立ち去りぬ・・・ 夫が最後の地として選んだ 沖縄の緩和ケア病棟 移住・入院して2ヶ月余りで 旅立っていった ここには 私を知る人がいない・・・ そのことに救われた 私はそのまま 沖縄に身を委ねた …

呟き聴くのは・・・私

第30首 「これ良いよ」教えてくれた夫(つま)は逝き 小鳥のつぶやき聴くのはワタシ 瞑想 ラジオ体操 お気に入りの曲を流しながら 朝食・・・ 好みのものに 囲まれているのは心地良い けれど 新しいものに触れる機会は少ない 生活の賞味期限が切れ 暮らしが…

私の隠遁生活

第29首 「ヤドカリにとってはお前の方こそが 怖いのだよ」と幼子に説く 世間を垣間見る 私はヤドカりのようだと思う 自分の状況にあった家を選び 住み替え 家に籠る 何故って 家の中は快適なのだから 外に出れば 他の生物がうるさい 「あーせい」 「こーせい…

生涯で今が一番のこと

第28首 立ち止まり昔話に興じるは 更新中の我にそぐわず 一年でできるようになったこと ○嫌なことは断ること ○ライフプランニング ○パソコンのセッティング ○ブログ開設 ○ツイッター ○簿記3級取得 ○FP3級取得 ○短歌の投稿 ○一人旅 今が生涯で一番のこと ○…

空腹で目が覚める・・・

第25首 健康体なれどドックで指摘さる ミニマム級のウェイト増やせと プチ断食は、前日の夕食後から次の日の食事までの数時間断食。女性の場合は、前日の夕食を食べ終わった時間から12~14時間後。男性の場合は、前日の夕食後から14~16時間後。前日の夕食が…

孤独死・私がこの世を去る時

第23首 あの海で再び一緒に眠るから この世の墓はただの石塊(せっかい) 夫がこの世を去る時は 泣かずにしっかり見送る 夫がホスピスに入院した時 そう心に決めた 私が涙をこぼしていたら 夫は辛くても この世に少しでも長くとどまろうと 苦しむであろう そ…

終了!サファイアブルーの1年

陽の球 第21首 まんまるいオレンジ色の陽(ひ)の球(たま)が 音も立てずに海へ沈んだ サファイアブルーの1年を振り返って 誕生石はサファイア そのためか 昔から青色を好んだ 59歳は涙を流す日が多かった。 サファイアブルーの59歳 泣きたいだけ泣いた。 …